PTA大会&青少年健全育成大会でネットいじめ講演
東京都江戸川区教育委員会が主催した「PTA春の講演会」にて
講師を務めた。
「深刻化するネットいじめ~その現状と大人の役割~」がテーマ。
幼稚園・小学校・中学校のPTA会員、計約440名の方々が参加。
地元の新聞社も取材に訪れるなか、
ネットいじめの現状と対策について、
私が取材してきた子どもたちの心理を紹介しながら
お話させて頂いた。
・ネットいじめの恐ろしさと、子どもを守る対策の重要性について、
具体例を挙げながらの説明はとても勉強になった
・「いじめられる子どもは強い子である」という
取材者ならではの言葉が印象に残った
・とてもバランスの良いセミナーだった
・話の流れがとてもわかりやすかった
・実際に被害にあった子どもの取材や、亡くなった子どものことを調べられていて、説得力があった
・家庭での会話が多方面に影響を与えるのだと思った。今以上に耳を傾け、大切にしようと思う
・親の側として、お互いを思いやりあう人間関係の素晴らしさを教えたり、大切にしあう社会をめざして行動していきたいと感じた
……等々、大変多くの御感想を頂いた。有難うございます!
また後日、
栃木県大田原市少年指導センターが主催した青少年健全育成大会にて、
同じくネットいじめをテーマに講演を務めた。
この日は、奈良県内で発生した中1女子の自殺に
LINEいじめが絡んでいたとの報道が出たばかりで、
参加者の方々の関心も高かった模様。
いじめ加害者を減らすには、
子ども達の「自己肯定感」を育むことが重要だと私は考えている。
ちょうど大田原市では昨年度から市内の全小中学校で
「ありがとう運動」なるものを実施。
「ありがとう」という気持ちや言葉を通し、家庭や学校でお互いを尊重し合い、
子どもが自分自身の存在価値を高めることが目的だという。
「ありがとう」という一言からは、色んな思いを感じ取ることが出来る。
数年後に効果が出ることを期待しています!
【参考文献】
『大人が知らない ネットいじめの真実』
『プロフ中毒ケータイ天国
子どもの秘密がなくなる日』
ブログの最新記事をメールでお届け
よく読まれている記事
「性情報リテラシー教育」新聞連載を緊急公開!
まゆマガ。
「貪欲に生きる!技術」
------------------------------------------------
« 学校のいじめ危機管理とマスコミ対応(インタビュー) | トップページ | 「新」いじめ対策法に向けて~いじめ自殺遺族への15年取材から:(1)はじめに »
「ネットいじめ」カテゴリの記事
- 「子どものネットいじめと大人のメディア・リテラシー」講演@相模原市(2014.11.27)
- 書評『ある日、私は友達をクビになった』(新聞寄稿)(2014.09.19)
- 「SNSいじめ、デートDV、リベンジポルノ」保護者向け講演@千代田区(2014.09.04)
- 中学生・保護者向けに「スマホ利用とLINEいじめ」講演(2014.07.19)
- 「ネットと人権・リベンジポルノ」職員向け講演@茨城(2014.07.07)
この記事へのコメントは終了しました。
« 学校のいじめ危機管理とマスコミ対応(インタビュー) | トップページ | 「新」いじめ対策法に向けて~いじめ自殺遺族への15年取材から:(1)はじめに »
コメント