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2009年1月

2009年1月31日 (土)

緊急セミナー「ネットいじめと携帯問題」

文科省が携帯の学校持ち込み禁止を通知した30日、
福岡市で緊急セミナー「ネットいじめと携帯問題」が開かれ、
講師にお招き頂いた。
ヒューマンアカデミー福岡校が、
教員や保護者向けに主催したものだ。

福岡県内では芦屋町が今月
「脱ケータイ宣言」を行なったこともあり
参加者数は予想以上に多く、
地元の新聞社やテレビ局も取材に来ていた。

セミナーでは、
ネットいじめの具体的な手口や
対策としての応急処置法、
さらに根本解決法についてお話した。

既に拙著『大人が知らない ネットいじめの真実』
読まれた参加者の方もいて、
「実際にお話を聞けて本当に良かったです」と
サイン会で声を掛けて下さり、嬉しく思う。

なお、文科省が携帯の学校持ち込み禁止を通知した
件について、私のコメントは下記の通りである:

------------------------------------------

・ 携帯電話の持ち込みは既に多くの学校で規制されているが、子どもたちはこっそり持って来ているのが実態だ。教師の目を盗み、休み時間やトイレの中で、盗撮や誹謗中傷の書き込みを行なっている。このため、単に持ち込みを一律規制することが、ネットいじめの防止に有効だとは思えない。今回の規制明文化はむしろ、携帯の絡むトラブルが学校内で発生した場合に責任を逃れるための、国によるパフォーマンスではないか。

・ 最も重要なのは、携帯を「どう使うか」を教えることである。文字コミュニケーションの危険性への理解や、発信内容が相手に与える痛みへの想像力を育むための、ネット・リテラシー教育が求められている。そのためには、まず教師や親がネットいじめの真実を知り、「文字の暴力」が子どもに与えるダメージの大きさを認識しなければならない。

--------------------------------------------------------------

■ネットいじめと携帯持ち込み問題を考えるなら……↓

大人が知らない ネットいじめの真実

著者:渡辺 真由子

大人が知らない ネットいじめの真実

2009年1月28日 (水)

浪人禁止令

センター試験も終わり、
本格的な受験シーズンに突入する頃だ。
最近聞く言葉は「カーナビ親」。
子どもに先回りして、進学先を
あれこれ道案内する親を指すらしい。

子どもは、親を怒らせたりガッカリさせたくないから
カーナビ親に言われるがままに受験する。
その結果、合格後は意欲がわかずウツになったり
グレたりする子が目立つという。

子どもには学力の背伸びをさせず
「身の丈力」で勝負させよ、と
私は以前の記事で述べた。
そのために「塾をなくせ」と提唱しましたよね。

今回、新たにもう一つ提案をしたい。
それは……「浪人はさせるな」。

せっかく皆が塾に行かず
「身の丈」に応じた大学へ進む環境が整っても、
浪人を許すようでは意味がない。
ワン・モア・チャンスを与えることになるからだ。

浪人させれば一年余分にカネがかかる。
この時点で、親の経済力による格差が生まれるだろう。
さらに、浪人という制度は
「もう一年頑張れば志望校に合格できる」という期待を
親に抱かせる。子どもの「身の丈力」に納得出来なくなるのだ。
もちろん子ども自身も、諦められない。

部活動に熱中し過ぎたあまり志望校に受からなかった?
良いではないか。
その子は、勉強とは別の分野に秀でているのである。
「そうは言っても、他の子たちが浪人して高偏差値大学へ
入ったら、ウチの子だけ負け組になってしまう」
との心配はごもっとも。
だから、浪人という制度自体を無くしてしまうのだ。

そのためには、以前提案したように
塾ではなく学校教育の充実が必要だ。
子ども自身にも、
「この大学に入ってあれを学びたい」といった明確な目標があるなら、
学校の勉強を頑張って成績を伸ばせばいいのである。
それでも現役合格できなければ、そりゃ「身の丈」である。

ベネッセ教育研究開発センターの調査によると、
子どもに中学受験させる保護者は、
「友人を大切に」「他人に迷惑をかけない」といった要素を
子どもに期待する割合が低いという。
ここから、どんな人間が育つのだろうか。

ちなみに上記の記事
『お金をかけずに慶応大に現役合格する術』
をテーマに本を書こうかと提案したところ、
「そんな本があるなら是非読みたい」という声を
相次いで頂いた。
やはり「身の丈力」が、
いまの時代を心穏やかに生きるためのキーワードなのであろう。

2009年1月19日 (月)

「携帯持込禁止とネットいじめ」で講演

ネットいじめ対策をテーマに、
埼玉県で講演を行なった。
主催は、高校のPTA。
保護者や教員の方々が参加した。

講演では、
「ネットいじめの実態」や「大人はどうすべきか」
といったことに加え、
「携帯持込禁止」の動きについてもコメントさせて頂いた。

教育再生懇談会や一部地方自治体は、
学校への携帯持ち込み・使用禁止の規制を進めている。
だが、私が全国の学校を回って見た限り、
携帯持ち込み禁止は既に多くの学校で行なわれていることだ。
そして先生方は皆、ため息混じりにこう言う。
「禁止したって、こっそり持ってきてるんですけどね」

そう。規制の目をくぐり抜けて、休み時間や登下校に使うのだから
意味がない。禁止すれば問題解決、というわけではないのだ。
最も大事なのは、「どう使うか」を教えることである。
そのために必要なのが、「ネット・リテラシー」だ。

ネット・リテラシーって何? という方は、こちら↓

大人が知らない ネットいじめの真実

おすすめポイント:
第3章
「心の教育のためのネット・リテラシー」参照

大人が知らない ネットいじめの真実

著者:渡辺 真由子

大人が知らない ネットいじめの真実

2009年1月15日 (木)

「メディアと性教育のリテラシー」出版へ

1月も中旬に入ると、すっかり通常業務モード。
「お正月なんてあったっけ?」と首をひねる方も
多いことであろう。
ここらであなたの『新年の誓い』を
読み直しましょうや。

きょうは、そんな新春に相応しいお話である。
私の今年のテーマが
『性教育とメディアの融合』であることは
前に述べたが、
この内容を本にまとめることになった。
秋頃の出版となるだろう。

私たちの性行動にメディアが与える影響は、
非常に大きい。
だからこそ、性表現に対する
メディア・リテラシーが必要になる。
思春期の子を持つ親や、
性教育に従事する教師の方々にも
役立つ内容にするつもりだ。

目下、このテーマの取材で
慌しい日々を送っているが、
新たな発見が次々出てきて面白いったら。
どんな発見かって……?
それは、出版後のお楽しみ!

ちなみに、この本の前身となるのが、
昨年夏に出版した
『ニッポンの評判』(新潮社、共著)である。
日本のポルノが世界中で絶大な人気を
集めるのは何故なのか? を分析、
解説している。
新著を待つ間に、まずはこの本で
予習しておきましょう↓

      
ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書)

 

ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書)

2009年1月 5日 (月)

未婚化の裏理由

明けましておめでとうございます。
ご愛読頂いているこの「メディア・リテラシー評論」も、
新たにリフレッシュ・オープン致しました
(2008年までの旧ブログはこちら)。

既婚の方はこのお正月、相手の実家に里帰りしたケースも
多かっただろう。
私はいつも不思議に思うのだが、なぜ世の姑というのは
嫁に手伝いをさせて平気なのだろうか。

料理の準備とか後片付けとか、「手伝いますわ、お義母様」と
いそいそエプロンを巻くお嫁さんであれば、
その好意に甘えればよろしい。

しかし私が全く解せないのは、
姑がその嫁の隣にいる夫、つまり自分の息子には
手伝わせようなどと微塵も考えていないことだ。
もちろん、舅にも。彼らは向こうで早々と酒盛りを始めている。

家の手伝いというのは、まず身内にさせるのが筋でしょう。
じゃあ、なぜ嫁に頼むのかって?
台所仕事は女がやるものと思っているからですね。

最近の女性が結婚しない理由は
「経済力があるから」とか「自由を謳歌したいから」とか
色々言われるが、本当は、
こんな古い価値観を相手の親が持っているのではと思うだけで
ゲンナリするからかもしれない。
口にこそ出さないが(だって冷たい人間と思われるもんね)。

人口動態統計によると、出産可能な年齢の女性は減り続けている。
国が少子化対策を考えるなら、
育児補助などの表面的な施策だけではなく、
女性の奥底にある本音をもっと聞き出さねばならない。
夫婦別姓や事実婚の施策を柔軟にするだけでも、
出生率向上への追い風になるだろう。

あなたに今年結婚したい女性がいるなら、いまのうちにお母様に
よおく言い含めておきましょうね。
「手伝いはまずオレに頼んで」と。

--------------
このテーマを深めるなら・・・↓

オトナのメディア・リテラシー

おすすめポイント:
「女はこうあるべき、男はこうあるべき」という価値観(ジェンダー)が、メディアによって作られている現実を解説。

オトナのメディア・リテラシー

著者:渡辺 真由子

オトナのメディア・リテラシー

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